2008年03月03日
奴が帰ってきた!(一時帰国ですけどね)
イタリアのアレッツォから、あの男が帰ってきました。
垂れた目じり、いってしまいそうなのに昔から変わらない生え際、。
そう、以前このブログにも出演経験のある
イタリアン田村の登場です。
今回、僕と遊べるのは一日だけだと、まるで売れっ子金髪パティシエみたいなこと言いやがったんで、
おとなしく木原さんに予約をいれたわけですが、ご飯に行く前にわざわざお土産持って来てくれたんです。店の忙しいときに邪魔なコッチャとは思いませんでしたが、えらい大きい箱、しかも上等そうな箱と一緒にもろたんがこれ
なんかわかりますか?小麦アレルギーやカカオアレルギーの方ならご存知かもしれませんね。コレの名前はキャロブ。日本語ではイナゴ豆というそうです。これは干してカラカラになってるのですが結構大きなものです。100円玉と比べてみましょう。
独特の酸味を感じる甘い香りがあり、実際にかじってみるとこれがまた!ホントに甘いんですね。ガシガシかじって、噛み締めてるとなんとも甘ーい味がします。この豆を鞘ごと粉にしてクッキーを焼いたり、チョコレートを作ったりするそうです。じゃあ何でそんなもん持って来よったかっちゅう話なんですけどね、実はこの鞘の中の豆を粉にしたものがカルーべと言って、イタリアで伝統的な作り方のジェラートの安定剤として使われるんですよ。そもそもみなさんは安定剤は何のために使うのかという疑問があると思います。
何のためかといえば、一つは粘りを出して滑らかな舌触りにするためです。作った日に食べきるスタイルのイタリアではこの程度のもので十分なのでしょう。きななで使っているのはこんにゃく粉と寒天ですが、もう少しねばりは弱く感じます。もう一つの役割は、油分と水分を引っ付ける役割です。いわゆる乳化させるんですね。大手メーカーの一年近く出荷待ちをする上に、低品質の植脂を使うアイスはいかに強力な乳化剤
を使うかが鍵となってきます。ざらつきや分離を抑えるため、コストを下げるために色々便利な粉があるのです。
そこそこ高いし、エイジングもきっちりしてやらないといけないカルーべですが、現物を見て、舐めて、齧って、飲み込んで、『あー、ええもんやな!』と思うわけです。どこぞにまいて育ててみようかと・・・
ただね、田村も確かに言ってました。種まいてから収穫できるまでに時間がかかるとは!
ネットで調べてみました。収穫までに5年から10年、中近東からアフリカにかけて・・・
ようするに、日本では育たんし、もし温室で育てても5年から10年かかると!
やーめた!今ある豆、全部食べちゃお!
田村、ありがとうな。ナカナカおもろいお土産やったわ。もう一個のパンはすっごいおいしかった。
うちのチビが食べた後、フラフラしてましたけど(内緒)
コメント
イタリアに帰ってきました田村です。木原さんのお料理美味しかったです、どうもごちそうさまでした。お土産喜んでいただけて良かったです。次回はなにを持っていきましょうか。
投稿者 き名無しさん : 2008年04月07日 18:22
次回は何をって?
その前に僕がそっちに行くから持って行って欲しいもんをリストアップしといてや。
そっちで何が食いたいかって、そりゃ、キアーナのビステッカの2キロくらいの塊やろな。抜群の火入れ加減のやつ。
投稿者 店主 大本 : 2008年04月18日 18:27
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