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京きななアイスクリーム120mlカップ製造について。


いつも京きななをごひいきにして頂き誠にありがとうございます。

この度は通販・百貨店等で主に販売しております京きななアイスクリーム120mlカップ(プレーン・黒ごま・小豆・黒みつ・抹茶の五種) の製造につきましてご報告すべき変更のお知らせをさせて頂きます。

今まで、すべての京きななを本店に併設した工房で作っておりましたが、昨今の食品に対するお客様の意識の高まり、 それと反比例する一部の食品会社のあるべからず倫理観念等の社会情勢をふまえ、2007年より一部商品の製造を和歌山にあります株式会社カワ(以下、(株)カワ)へ委託させて頂くことにしました。

これまでご愛顧頂きましたお客様の中には疑問を持たれる方も多いことと思います。
それではなぜ製造を委託することになったのか説明させて頂きます。


ブロードバンド環境の方は下記リンクから動画をご覧の上、お読み頂ければ幸いです。


下記リンクをクリックして動画をご覧ください。(約2分の動画です)

300K(4.4MB)

1200K(17.5MB)


1.衛生面ですぐれている

(株)カワには作業場入り口前に手洗い、エアータオル、上履きに付着した異物を除去するための粘着マットがあります。
すべてを完了した後にエアーシャワールームに入り、体表に付いたゴミやほこりを落としてから作業場に入ります。
作業場に入りさらに自動扉をくぐるとそこからがアイスクリームのための施設となります。
製造室に行くまでにはあと2つの自動扉をくぐらなければなりませんが、 すでにこの部屋から室内の空気をオゾン殺菌しています。
残念ながらエアーシャワーや工房を部門毎に区切る自動扉、オゾン殺菌機は当店にはございませんし、 設置するスペースもないのが現状です。


また、(株)カワでは、ISO9001:2000品質マネジメントシステムを取得しており、 原材料チェック、温度管理、水質検査、防虫防鼠の外部委託、製造ロット管理等、 ソフト面においても非常に厳しい管理体制をとっており、 生産能力の限界近くで操業している当社では、ともすれば見落としがちな点の管理も万全です。

今まで事故を起こした事はございませんが、多くの方々にお見知り頂き、生産量が増加する状況で、 最悪の事態を予防するため今回の決断に至りました。

2.製造設備が同じタイプである


京きななの製造工程は大まかに5つあります。
①材料の計量と混合
②加熱殺菌と冷却(パステライザー)
③熟成(エイジングバット)
④アイスクリームマシンによる冷却(バッチフリーザー)
⑤カップへの充填(充填機)

上の①~⑤の工程で使われる機械は、大きさの差はありますが、当店で使用している物と同じタイプで、 しかも大手工場のようにライン(パイプ)でそれぞれがつながれておりません。
長いパイプを洗浄殺菌することは大変難しく、利便性は損なわれますが安全を第一に考えます。
⑤のカップ充填の後、当店ではストック用の冷凍庫にて保管しますが、 (株)カワではトンネル型急速冷凍庫にて短時間で冷やし固めた後冷凍庫にて保管するため、 できたての味を最大限保持します。(できたての柔らかいアイスを急速に冷やすことにより味の劣化が防げます)

3.材料すべて従来と同じ物を使用します

製造を委託するにあたり絶対にゆずれなかった条件でしたが、快くご了承下さいました。
牛乳、きなこ、甜菜糖、山田製油の練り胡麻や、西表島の黒糖等、すべて同じ材料です。
もちろんレシピも同じです。


4.製造への立ち会い

先日も和歌山へ伺いましたが、製造の際、私大本が立ち会う事を許可して頂きました。
熟練の職人さんに対して熟成の加減、アイスクリームの冷却温度等、 細かい指示をさせて頂きましたが、嫌な顔一つせず聞き入れて頂きました。
今後も出来うる限り、製造に参加したいと思っております。

これに伴い従来の120mlカップのデザインが上の画像のような新しいデザインに変わります。またフタに加えてカップ本体上部に保護シールを貼り付けておりますので、より安心してお召し上がり頂けるかと存じます。

 

今まで以上に「やさしく、おいしく」なると確信して今回の製造委託を決心しました。

これにより余裕ができた本店工房では、季節毎の商品の開発や、 きななの新しい味の研究を進めていきたいと思います。
もちろん今後もできたてきななやパフェのためにアイスクリームは作り続けます。

「安心、安全、美味」のためにした今回の決断をご支持頂けますよう、伏してお願い申し上げます。


平成19年2月20日 祇園きなな 店主 大本 勝司

 

 

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